マルサン与太話 ♯18 「諦めるな、一度諦めたらそれが習慣となる」


ご無沙汰しておりました、やあマルサンです。

登場から1年数ヶ月が経ち、今やすっかりホールの主役となったスマスロ。
今後はスマスロ開発のみに注力し、メダル機開発から一切足を洗ったメーカーもすでにでてきた。
紆余曲折、賛否はあったがコインレス化への誘導は成功し、スマスロは確固たる地位を築いたと言ってもいいだろう。

スマスロのみに許されたレギュレーションの改正、要するにより射幸性を増した出玉性能が成功の要因であることは間違いなく、そのスペックは荒さはよく爆裂4号機と比較されるが、実際にはいかがなものだろうか。
私なりの見解はこうだ。

【爆裂4号機】
・爆発力  ★★★★★
・吸い込み ★★★★☆
・ゲーム性 ★★☆☆☆

【スマスロ】
・爆発力  ★★★☆☆
・吸い込み ★★★★☆
・ゲーム性 ★★★★★

ハード/ソフト面の進化、開発ノウハウの蓄積によりゲーム性が遥かに向上しているのは当たり前なのでここでは触れないが、肝心なのは出玉性能。
爆裂4号機の再来、万枚バブルと騒がれてはいるが、コンプリート機能で上限が頭打ちされている以上、やはり爆発力はタガが外れた時のマジでヤバい状態の爆裂4号機には及ばない。
にもかかわらず、吸い込みは勝るとも劣らないってんだからそりゃあキツい。もたないよ、我々の財布。

持たないのは財布だけでなく、あの頃のように「まだまだ!もう(諭吉)一枚!」みたいな気力も沸いてこないのだ。
私が歳をとったせいかもしれんが、打てば打つほど嫌いになっちゃうよ、スマスロ。

ホールも今更ながらにヴヴヴやからくりサーカスを増台しまくってるし、本当にこの業界の未来は大丈夫なんかと憂いてしまう。

とまあ、私なんぞが案じたところでどうにもならんし、イヤなら打たなければいいだけの話しなので自然とホールから足が遠のいていたのだが、先日ついフラッと久しぶりにホールに顔を出してみた。

しばらく打たないとヒキが強くなる説

特に狙い台もないのでなんとなく目が合ったケンシロウに着席しペシペシと打ち始める。
ところが中段チェリーはおろか弱小役すら何も来ねぇ。ただただケンシロウがガキをお供に荒野を歩いているだけ。
あまりのツマらなさとこれ以上打つと天井を目指すことになるので、そろそろヤメようかと考えていた矢先、レバーオンでいきなり「バシューン!」という音とともに画面がブラックアウト。直後に鳴り響くセブフラ。

ロンフリ確率はどうやら1/85592.7(設定1)らしい。そう易々と引けるものではない。
なるほど、しばらく打たないとヒキが強くなるのはあながち噓ではないようだ。

引くもん引いたし、後はお約束のショボ連で終われば読者の皆さんが待ち望んだ結果になるはずだったが、実際にはさにあらず。

これが続きも続いたりで35連の爆連。
しかも直後の1G連のオマケつきでさらに出玉を伸ばし、一撃5000枚オーバーと相成った。
残念だったね、フリコブの読者諸君。おじさん、やるときはやるよ。

さてもう十分なので早く帰っていつもより濃いめのハイボールで祝杯でもあげようと思ったが、帰り際に今度は山本カンスケと目が合ってしまった。これは打つしかないだろう。

そしてこういう日は得てして引いてしまうもの。
投資1万と数千円、レバーオンで下パネ消灯、と同時にリールロック。いつもなら冷ややかに見るリールロックも、さすがに下パネ消灯を伴ってるんで確信はあった。
そのままリールロック第二段階へ進み当然のようにフリーズ。

このフリーズからは3000枚程度だったが、期待値よりは取れてるんで不満などあろうはずがない。
今度こそ終了だ。これ以上贅沢を望んだらナカジマ先輩に怒られてしまう。

それにしても、一日で同機種でフリーズを複数回引いたことはあるけど、別機種でそれぞれ引くなんて恐らく初めてじゃないかな。

長く打ってればこんな日もある。
とは言え、今回の爆勝ちでも1月2月に抱えた負債を全然取り戻せてないってんだから、まだまだ許してねえぞ、スマスロこの野郎。

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