ミゾちゃんコラム#16「お前らもビオトープをやれ」

オッス! 俺や。
今日はみんなに新しい趣味の扉を開いてもらうための提案をしたいと思います。

どうせここに来る奴なんて未だに文句ばっかり言いながらパチンコ・パチスロをやってるに違いないから。
メーカーやホールに対して非難轟々でSNSで叩きながらも、やることねえからパチンコ屋さんに足しげく通っているに違いないから。

でもパチンコ趣味って色んな意味で疲弊するので、それをやる以上はもう一つ別の趣味を持つべきなんですよね。精神と財布を消耗し、時間まで浪費するパチンコ趣味の補填になる、回復系の趣味。
そういうのを一つ持つとよろしい。

ウチのメンバーのやーまるはバス釣りにハマッて今や色黒の輩みたいなルックスになっちゃったけど、あれも素晴らしい趣味だと思う。

ただバス釣りは道具を買いそろえるのも金が掛かるから、パチンコ依存症のお前らには敷居が高いでしょう。
どうせ竿買うぐらいの金あったらユニコーンにぶち込むだろうし。

だからこそ、わたくしが提案するのがビオトープです。

ビオトープでご自宅に生物環境を

ビオトープとは本来、生物環境全般を指すものでして、生物の群集が認められる空間のことを意味します。
一方で人為的に自然下の状況を再現するものもビオトープと呼びますね。

こういうものは動物園や水族館の屋外エリアで昔から見受けられていたので、古くからご存じの方も多いかと思いますが、最近は自宅内でこのビオトープを実践するという方も少なくありません。

代表的なのが、ちょっとした容器に土を入れて水を足し、植物を植えてメダカやエビを飼うというスタイル。
容器も甕や水槽など、なんでもOKですのでこの趣味を楽しむにはハードルってだいぶ低いんです。

多分5000円も出せば結構いいビオトープは作れるんじゃないでしょうか。

こんな感じで適当な水瓶があれば生物空間が完成する。

上記の画像はうちに置いてある非常に初歩的なビオトープです。
安い土と安い水草と安いメダカが入っています。

こういうものが家にあるだけで、なんかいい感じです。
夏場は水が蒸発しやすいので、足し水は必要ですが餌やりも水替えも不要です。
というのもこのような水場には蚊が卵を産みに来るんですが、それをメダカが食うんですね。

それが餌やりの代わりになるわけです。
あと、2年ぐらい放置すると勝手に小さい生き物が発生するので、それも餌になってくれます。

トロ舟があればもっと水質が安定し、レイアウトも楽しめる

で、ビオトープといえば最近はトロ舟を使って行う人も多いところ。
うちも長さ90センチのトロ舟を購入してビオトープをしています。

最新の我が家のビオトープ画像

今年の夏は暑かったので日照りも多く、日差しの影響でちょっと植物が元気ないけども、まあこういう状態が放置するだけで勝手に成立しています。
メダカも勝手に増えます。

こちらは今年の春先の画像。ドジョウが出てきてこんにちはしている

ビオトープの楽しさって、植物を育てることと生き物を育てることを同時に味わえて、しかも手間がほとんどかからないところにあると思います。
上の画像にはドジョウとドブガイが写ってますが、こういうのがのびのび生きてる環境は見てて楽しいですよ。

こちらは園芸店で安価で売られていた菖蒲を入れたときの画像。菖蒲はこのあと花を咲かせた

植物がいっぱい入っているトロ舟は、それだけ水質も安定します。
魚やエビは糞をしますが、それを栄養分にして植物が生育するわけですね。
なので植物は多ければ多いほど水が綺麗に保たれるということになります。天然のフィルターってことです。

植物も生き物も、どっちもビオトープの長期維持には必須と考えていいでしょう。
ちなみにトロ舟はホームセンターで安く売られています。90センチのものでも1,000円ぐらいですかね。

もっと大きい120とかもあるので、自宅のスペース次第ではそっちを選んでもいいと思います。
水量が多いほど水質が安定しやすくなり、生物もたくさん入れることができます。

生き物が勝手に増えるのもビオトープの醍醐味

それから、ビオトープの面白さって入れた生き物が勝手に増えること。
もしくは入れた覚えのない生き物が勝手に暮らすようになるというところですね。

エビとカワニナが、サザエの貝殻の上で休憩中

上の画像では、僕が食べた後のサザエの殻をなんとなくぶち込んでいたのですが、そこにしょっちゅうエビやカワニナがひっついてます。
ここにコケが付くので、それを食べるみたいですね。

で、このカワニナって入れたつもりないのに勝手に増えてるんです。
今カワニナって結構その数が減っていて、地域によってはなかなか見られなくなっているようなので、こういうのが増える環境というのはそれだけ水質は安定している目安になります。

エビのほうはミナミヌマエビという種類で割とどこにでもいる淡水のエビですが、これも当初は10匹ぐらいしかいなかったのに、今では数えきれないレベルで増えました。
初夏になると小さな稚エビがたくさん発生します。

それらがメダカの餌にもなり、大繁殖を抑えられています。
増えすぎると水質も流石に不安定になるけど、それを抑えるのも同じビオトープの中の生き物たちということですね。

ドブガイは意外とよく動く

カワニナもそうですが、巻貝系は本当によく増えます。
サカマキガイとかはアクアリウムでは邪魔者扱いされますが、これもビオトープ内ではあんまり目立ちませんし、ほぼ無害です。
多分ドジョウとかの餌にはなってると思うし。

こちらは9月15日に撮影。水中を覆う水草はアナカリス。ペットショップで売られているが、実はそこらへんに生えている

水辺を眺めていると何となく癒されるもの。
そこに綺麗な水草やらかわいいメダカが泳いでいるのを見ると、余計に心がスッキリするものです。
あとはTwitterで他人の悪口を書いてさえいれば、もうノンストレス間違いなし!

さあ、君もぜひやろう。ビオトープを!

 

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