2021年2月、フリコブは“とある募集”を発見する!!
『えんとつ町のプペル』の魅力を伝えるお仕事
募集内容:ブログ記事作成
記事作成であれば我々の得意分野なので、フリコブの新しい試みとして挑戦してみることに。
えんとつ町のプペルといえばお笑い芸人の西野さん(キングコング)の絵本が映画化され、YouTubeやTwitterでバズりにバズっているとても人気な作品だそうな。
しかし、フリコブのメンバーに「誰かプペルを観たか?」と聞いてみても誰一人として観てはいないという。
これではまずい、仕事にならない。
厳正で公平な抽選の結果…
今回はなかじまがプペルを鑑賞し、その面白さを発信するという記事となります。
なかじまがプペルを語る!!

[画像引用元:映画.com]
かつて、俺の中で西野はスターだった。
中学生の頃、23時台にやっていた「はねるのトびら」(以下、はねトビ)で彼を知ることになるが、はねトびは俺達の青春だった。
翌日学校に行けば知ってる人だけで密かに盛り上がれるカルト的人気があり、それから友達の家でDVD鑑賞をよくした。
当時の西野の印象はどこにでもいる兄ちゃん、髪の毛を整えてモテようとしている痛さがあった。
ただ言動は普通。何を考えてるのか分からない。ネタに入りきれてない中途半端な奴という印象があった。
はねトびが19時台のゴールデンに上がり、露出が増え、ネタをやらなくなってからは見なくなった。
たぶんみんなもそうだと思う。
それからはM-1でたまに見かけるけど、ネタは別に面白くない。
梶原が不正受給で消え、テレビで彼らを見ることはなくなった。
数年後、文化人を名乗るようになった彼を久しぶりにテレビで見るようになったのはゴッドタンだ。
劇団ひとりや素人の水口と絡んで我武者羅に立ち回ってる姿は間違いなく芸人だった。
本職は芸人であり、話を振られたら100%で返す、文化人である前に芸人魂が根底にあるのだと思っていた。
だから、今回のプペルが劇場公開するにあたって信者が暴走して痛い行動ばかりするものだから、例のクラウドファウンディングも本人にしてみたらネタ扱いなんだろうにガチっぽく思われてかわいそうにって思っていたのだけれど、信者が心酔するほどのメッセージ性があるものか個人的に気になっていた。
俺がプペルを観るのもメンバーに仕組まれた罰ゲームのように感じてたけど、どこか前向きな気持ちで劇場へ足を運んでみた。
前日にゴーゴージャグラーでチケット代を稼いだのでなるべくダメージは減らすファインプレー。

(どうしてズボンが下がっているんだ?)
大人1700円。
ちょっと待てばレンタルで数百円も払えば観れる訳で、この金額差は大きい。
周りに子供連れの家族しか居ないこと。
まだまだ鬼滅の勢いが強過ぎて、劇場内にポスターが貼られていないことに大いに不安を抱きながら上映が始まった。
…
……
………
結論から言うとつまらなかった。
浅いストーリーに吐き気がした。
ダメだった点についていくつか述べていく。
1.キャラクターがマスクをしていない
コロナ禍なのでマスクをしよう、ソーシャルディスタンスを守ろうと映画から発信する必要があるのではないかと。冗談です。
2.ギャグシーンが笑えない
プペルと出会った後のドタバタや藤森慎吾の登場シーンなどの「ホラ!笑ってくださいよ!」なシーンがことごとく滑ってる。
お笑い偏差値高い自分はもちろんですが、肝心の子供たちも失笑。
原作は絵本で、子供向け映画じゃなかったんでしたっけ?滑ってて草。
3.キャラの腕や足が細過ぎる
地上数十mから落下して生きてる訳がない。
映画見た子供怪我するぞ。クソが。
4.声をあててるのが有名人
アニメーションに声をあてるならちゃんと声優を使うべきと考える声ブタとしてはそれだけで減点。
芦田愛菜ちゃんは可愛い。好き。
プペル役の窪田正孝とか全然合ってない。見る気失せるわ。
声質が似てる櫻井孝宏だったらもっと味わいあるキャラになったはず。
あと製作に吉本が絡んでるからか芸人が多かった。
5.暴力的表現が多過ぎる
登場人物が対話をしようとせずにすぐ殴る蹴るの暴力をするし、ゴミ人間などの暴力的ワードが多発する。
何を示したいのか本当に謎。悲しい世界だよね。
6.人殺してお涙ちょうだいはバカのやること
いつも思うけど重要人物殺して感情移入させて「ね?悲しいね?泣いちゃうね?」な展開はクソ。
プペルでいうと父親が嘘つきだ、国家転覆狙うやべぇ奴だ、馬鹿野郎だって言われて忌み嫌われるのですが、そんな父親は自身で身の潔白を晴らさずに自殺又は国に消される訳です。
そんな父親が正しいと主人公が証明させようとして頑張る話ですが、そもそも父親!てめえの問題はてめえが解決しろってんだよ!!
言わば借金の連帯保証人を子供が受け継ぐみたいなのを映画でやっちゃってんの。
これのどこが子供向け映画だってんだよバカタレが。
ここが一番クソだったね。クソだよ。
7.父親の妄言を信じるに足りるソースが少ない
毎晩飲み歩いてるような底辺職で喧嘩っ早い脳タリンが夜な夜な酔いぼれ爺さんから聞いた与太話を「そーなんだ!」つって信じ切ってしまったのが始まりで、脳タリン息子を洗脳、周りの静止を振り切りひたすら「父親が言ってたからあるに決まってる」という不確かなソースを元に行動してるのが怖い。

[ソースを求める代表的な人]
感情論に流される下級階層を揶揄しているのか。
人を信じさせるには充分なソースからなるデータの提示が必要不可欠。
パワポでいいから資料化してプレゼンしなさいな。社会人ならさ。
以上、他には言うことないかな。
俺が芸人だと思ってた西野はもう居ない。笑えないよ。気持ち悪い。
キャッチコピーの「信じぬけ。」とは何だったのか。

[画像元:公式Twitter]
負の遺産を背負わされた悲しい子供の話でしたね。
最後にもう一度言わせてもらいます。てめぇの問題はてめぇで解決しろ!
2回泣いたけどね。
後日談、報酬GET!
今回、実際にクラウドワークスに記事募集があったので応募しようとしたところ、時すでに遅し。
なんとすでに締め切られていました。
パチンコ屋に行くはずの貴重な休日に、わざわざ観たくもない映画を観て感想を2000文字も書いたんだぞ!とレモンくんにキレながら問い詰めたら記事代をpaypayで送ってくれました。
は?
ふざけんじゃないよ!ってさらにキレると、こんな画像がきました。
西野、お前やってんなぁ?!
終わりに…
今回、プペルを観て感想を書きましたが、俺にはプペルを叩く権利があります。
皆さんも叩くなら観て叩いてください。
それでは今回の記事はこちらの画像で締めさせていただきます。
ありがとうございました。
「信じぬけ。」


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