
ネット記事やTwitterなどのSNSで新台情報をチェックしていると「無理ゲー」「クソスペ」「産廃」なんていうワードを目にすることが当たり前となった昨今。
メーカーは発売前のPVで良い部分だけを見せて煽るのに、身銭を切ってフタを開けるユーザーの大半は悪い部分しか目に出来ないのでヘイトばかり溜まるのは当然です。
僕らが求めているのは [高スペックかつ秀逸なゲーム性] さらに [作り込まれた演出を有するマシン] ですからね。
でもここ最近の新台をしょっちゅう触るようになって、少し思ったんです。
いつまでもそんな理想ばかりを掲げていて良いのかと。
いい歳こいて結婚相手の条件に「高収入でイケメンで優しくて面白くて浮気をしない人」なんて無理難題を求める婚活ババアと言ってること同じなんじゃないかと。
パチスロも今は6号機の時代。
仮に1号機を未完成な10代とするなら、順に成長してきて6号機はもはや60代。
つまりは還暦なんですよ。
そんなお年寄り世代って考えてたら出涸らしのような出玉性能なのは当たり前で、もう若かりし頃のようにビンビンにはなれない訳です。
有利区間という名のを介護を受けてやっとパチスロして成り立ってるだけで、本来だったらもう定年退職間近のご老体。
ちょっと前に国会にパチンコ議員を送り込もうと業界は躍起になってましたが、その場しのぎのバイアグラでやり過ごしたところで先は見えてます。
だったら老後と割り切って楽しむべきなんじゃないかと。
いい加減、過去にしがみつくのはやめた方がいいんじゃないかと。
吸い込みも吐き出しも激しかった時代は終わりにして、これからはスローライフ。
のんびりゆったり。
多くを求めない。
ちょっと出来が悪かろうと、ボケていようと福祉の気持ちでパチスロと向き合っていき、いつか天国へ旅立つその日を看取ってあげようじゃないですか。
そんな風に考えてあげることが出来たなら、きっと少しだけパチスロに優しくなれる。
僕はそう思います。
ヤマサノホンキ
リゼロ以外の6号機が軒並みコケている中、バラエティコーナーにひときわ存在感を放つ台がありました。
鉄拳シリーズ最新作『パチスロ鉄拳4』
左右に張り出した液晶が目を惹きます。
パチンコでは今や当たり前の多面液晶ですが、ここまで大きいものはスロットだと珍しいですね。
FAIRY TAILのようにここから更に拡張される訳ではないようです。
とにかく貸し出しボタンが押しづらいです。
この鉄拳4、巷での評判はすこぶる悪いようで出率詐称とまで囁かれていた様子。
高設定でもてんで勝てないとか何とか。
個人的にはそういう荒い台の方が好みなので歓迎です。
パチ屋に来てまで安定なんて求めてないですから。
ということで知識ゼロのまま打ち始めること数十ゲーム。
南部虎弾ステージで弱チェリーを引く。

次ゲームでいきなりボーナス確定画面。
一瞬パニックになりましたが、どうやらボーナス高確率ステージだったようです。
(南部虎弾ではなく正しくは平八ステージでした)
最近はゾーンだとか周期がメインのパチスロの形をした何か的な台ばかり打っていたので、ものの数千円で自力で当てられたのは何だか新鮮です。
そしてこれはレギュラーボーナス。
画像は使い回しなんですが、何度目までかはこれが逆押しナビだと理解できず順押しで狙って恥ずかしい思いをさせられました。
レギュラー中は細か過ぎて読む気のしないキャラ紹介があるだけ。
通常時はシリーズお決まりの徘徊です。
徘徊する場所は朝より夕方、夕方より夜の方がチャンス。
もしくは人数が多いほどチャンス。
1人の時は大人しいのに、大勢だと強気になるタイプのヤンキーですね。
左右の液晶がステージとリンクしてないのが残念でなりません。
一番長く滞在することになる通常時こそしっかり作って欲しかった。
ざわざわし始めるとボーナスかCZの前兆で、
CZ成功でボーナスっていう猿でもわかる仕様。
ビッグボーナスは3種類の告知パターンから選べるっていうアレ。
チャンス告知中、横長の液晶を生かしたイカつくて格好いいカットイン。
まぁ何度もビッグボーナス引いたけど、結局一度もAT(バトルボーナス)に繋げられなかったんですけどね。
じゃあどうやって肝心のATにたどり着けばいいかと言うと、
そうだね、【鉄拳チャンス】だね。
鉄拳チャンスに入ったらパッションで成功させて更に振り分け勝ちさえすれば
「バトルボーナスゲェエエエエエエットッ!」ってな塩梅です。
一度通常のボーナスが揃ってから昇格するパターンもあり、派手で良かったです。
ちなみに僕的パチスロ三大名言である「鉄拳チャンスは本当にチャンスなんだから」というセリフもしっかり収録されていました。今作はループ性もあるようなので本当に本当のチャンスですね。
(残り二つは「角のチェリーが中段に昇格する瞬間がたまらねぇんだ」と「て言うか、カラオケいかな~い」)
バトルボーナスはシナリオによって選ばれる対戦相手次第で勝利期待度が変化し、
6連勝出来ればデビルバトルという上位ATへ昇格出来るそうですが、かなり厳しい印象でした。
ベルの一部やレア役で攻撃できるチャンス、リプレイと3枚役で攻撃されるピンチなんですが、
なんと敵側がコンボを仕掛けてきます。
2択か6択を外し、攻撃を食らってしまうとなかなかのダメージを負ってしまうのです。
もちろん味方側もコンボを仕掛けられるのですが、敵側にもチャンスが設けられているのは斬新だなと思いました。
バトル、つまり喧嘩というのは相手が優勢に立つことも当然あるわけで、そう考えるとリアリティがあって良いですね(良いわけねぇだろ)
まぁ逆に言えば引きorエスパー次第で出玉を作ることが出来るということですよ。
バトルボーナスは減算区間もなく、息つく暇もない攻防が繰り広げられ、倒せばすぐに次の相手が現れるのでダレることなく楽しめます。出玉的には少しくらいインターバルあっても良いとは思いますが。
ボーナス後は高確に移行するので、鉄拳チャンスやボーナスをループさせて出玉を伸ばすことが出来ます。このループで出玉を伸ばすのが王道なんじゃないかと。
鉄拳シリーズと言えば強力な特化ゾーンに入れられるかどうかが出玉に直結するイメージなので、今作もデビルバトルがキモなのかも知れませんが…
以前の鉄拳より明らかに設置が少なく触る機会もあまり多くはなさそうですが、一度くらいはフリーズ引けたらなと思います。
とりあえずシャオユウが可愛くなっていたのでそれだけで◎
ついでに出玉も可愛いけど許す。
つづく。



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