
やあマルサンです。
スマスロ導入から早や一ヶ月。世間ではやれ万枚だの、やれコンプリートだの、SNSを中心に景気のいいワードが飛びかっており、当初の予想を上回る盛り上がりを見せている。
先週からは大本命「HEY!エリートサラリーマン鏡」も導入されており、スマスロは最高のスタートダッシュをきったと言えるだろう。
……ただしある1機種を除いては。そう、リノヘブンだ。
大盛り上がりをみせるスマスロバブルに何故リノだけが乗ることができなかったのか?私なりに考察してみたい。
ヒットする法則を考察
本機のゲーム性は、レバーオンでトマトが光ればボーナス確定、その後は32G以内の天国ループに期待……といった要するによくある沖ドキ亜種系マシンだ。違うのはハイビスカスがトマトに変わったくらい。
ヒットした5号機リノのゲーム性を捨ててまで沖ドキ仕様にしたのは山佐のここ最近の不調ぶりがうかがえる。
しかしゲーム性に関して私は問題視していない。根本的な原因はそこではないと考える。
そもそも沖ドキの魅力は何かと言うと、ハイビスカスが光るまで黙々と回し続ける修行のような通常時に対して一度天国に上がった時の狂ったような連チャン、この2つの静と動が織りなす見事なまでのコントラストに華信者達は魅了されてきたと思うのだ。
ただし、この静と動のコントラストは当然リノも持っている。それどころか、有利区間リセット後は裏天国モードが50%でループするといった本家沖ドキも裸足で逃げだすような爆発力も十分秘めている。
完全にVVVとバキの影に隠れてしまった感があるが、出玉性能という点においては全然引けを取っていない。
じゃあ一体何がダメなのか。
沖ドキを打っていて何が一番楽しいかって、それはもちろん連チャン中だし、光った瞬間は脳汁ドバっと出て楽しい。だけど結局はそこまで。
ボーナス消化中は基本的にナビに従ってボタン押してるだけで(1G連抽選とかで何とか間を持たせようとしてるけど)実はそんなに楽しくない。
男のSEXのようなもので、イッた(光った)瞬間にオーガズムの頂点を迎え、その後は退屈なピロートーク(ボーナス消化中)みたいな。
ここがリノヘブンは本当に顕著で、とにかくボーナス消化中が退屈でつまらない。
「おいおいちょっと待て、それは沖ドキも一緒だろう」といったご意見もあるだろう。
ところがどっこいリノヘブンと沖ドキでは決定的に違うところがある。
沖ドキはメダル機なので、下皿を整理したり溢れそうになったら箱に移したりとボーナス消化中と言えどやることがある。対するリノはコインレス機なので当然ない。

例えばこの画像、右上がりテンパイなので次回天国ループ確定なんだけど、これが沖ドキだったら先を見越してコインを箱に移して下皿を片付けておいたりするでしょ。
こういう地味な作業が実は楽しかったんだなって改めて思った次第。カイジでいう「至福の雑用」みたいな。
だからと言って「やっぱリアルコインが一番」ってそう単純なことを言いたいわけではなく、不思議なもので同じスマスロでも他の3機種(VVV、バキ、鏡)はボーナスAT中は常に騒がしくて逆にコインレスがマッチしてると感じた。
つまりスマスロでヒットさせたいんなら、ボーナスAT中は常に何か演出出しとけってこと。
もし万が一リノヘブン2が今後出ることがあるんなら、ボーナス中はモンキーターン全話を視聴できるくらい山佐はサービスしとけってこと。
今回はここまで。
少々早いですが、皆さん良いお年を。



コメントを残す