チャオ、松本です。
今日は昨今のパチスロ事情についてちょっと私見を書いていきたい。
いや、6号機の時代になって本当にしょぼくなったじゃないですか。
有利区間だ、2400枚の上限だ、本当にこちらのコラムで何遍でも書いてきたけど、バカバカしくて失笑してしまうってんだよ。
何が悲しくて、最大2400枚しか出せないパチスロを気合い入れて遊ばなきゃならないんだ。
ぼかぁホントに呆れてしまって、6号機なんか遊べやしない。
ところが今、パチンコホールのイベントなんか見てみると、ジャグラーに設定を入れる示唆を打ち出してる店も結構多い。
ガコッ!
おいおいバカにしないでくれ。
ほんの15年ほど前には、ジャグラーなんて設定入れてようとあんたら基本無視してたじゃん。
それなのに今は「うおおー!」とばかりに朝からアホみたいな抽選を受けて、それから並び直して一目散にジャグを抑えるスロッターを結構多く見る。
強いイベントの日とかに、真っ先にマイジャグⅴに駆け寄ってスマホ投げ入れたりなんかして。
で、出てくるメダルは1回のBBでたった240枚。
なんだこれ。どこまで軽く見られてんだ?
等価で5000円にもならないのにBBとか言われても。
5号機時代になってビッグが200枚になっちゃったときは大層面食らったがARTがあるので気にならなかった。
一方で今のジャグ。いくらコイン持ちがよく、合算もよくともBBで240枚って。
100G回した後、このショボコインあんた流せます?
ジャグなんか最底辺スロッターかジジババ御用達マシンだったろう?
いつからか、スロッターは夢を追うことがなくなったというか、目先の2400枚以下の出玉に右往左往するようになっちゃっている。
あんだけ2年ほど前には「6号機なんかー」とか言ってた連中が、依存症なものだから今も脱却できないでいる。
情けない。本当に情けない。
ユーザーをバカにした演出、出玉設計に余念のない6号機パチスロ。
その昔。
4号機時代にも、僕の通っていたホールには、MAXBETボタンのないジャグラーが設置されていた。
毎回BETを3回押して遊技しなきゃならなかったマシンだ。
当時はすでに吉宗だ、ゴッドだ、いろんな機種があったし、若いやつらはみんな開店と同時にそっちに走っていき、ジャグを打つやつなんて腑抜けか高齢者ぐらいなものだった。
しかしそのジャグにしたって、ジャックインが遅れれば1回のBBで400枚以上取れることもザラだった。
そのため、短時間でドル箱を詰めることも多かった。
そういう時代もあったのに、ずっとジャグを無視したり嘲笑してきた今の中年スロッターの中に、今更ジャグがどうたら言ってるやつが結構いるのが鼻につく。
お前らあんとき散々バカにしてただろ。
それなのに、今はろくすっぽジャグラーを触ってこなかった奴らが踵を返してすがってきている。
なんと気持ちが悪いのだろう。
あんだけ貶していた機種であるのに。
ジャグラーを笑っていた者がジャグラーに頼るつまらない今のパチスロ界隈
ま、たしかにジャグにすがりたくなる気持ちも分からないでもない。
6号機の有利区間なんて完全に遊技する側にとっては足かせでしかないし、天井で当たっても2400枚も出ずにエンディングというふざけた事態が待ち構えているわけで、一度でもそんな理不尽を味わったらば、ジャグラーのランプの光に心が引っ張られもするだろう。
元々、メーカーが再三のお上の忠告にも耳を向けずに「抜け道を見出します。うちの業界は天才が多いので」とか言って怒らせたり、みなし機種をさっさと撤去しろって言われてるのにも関わらず、ホール側も足並みを揃えないままズルズルいっちゃった故の今の6号機の雁字搦めという状況がある。
言ってみれば、エンドユーザーは完全にメーカーとホールの煮えきらない態度に引っ張られ続けて、今のようにしょうもない台を打たされているようなもの。
今じゃ設定1よりも出率の悪い設定Lなんてのも誕生した次第であるが、今はまだ設定Lを打つ前に見抜けるからいいけど、こんなのそのうちに他の設定と見分けがつかなくなる可能性だって全然あるぞ!
そういう状況であるので、今になってシンプルで、確たる設定示唆演出もなく、いつ打っても光る可能性のあるジャグラーが権力を手にしつつあるんだろう。
……でも、個人的にはBB240 枚とか悪い冗談なんだよね、やっぱり。
いくら合算が多少良くなろうと、今まではクレジット内3回BBで1000枚に肉薄できたのが、6号機ジャグだとクレ内で4回光らせようともそこまで行かない。
この差って大きいよ。
なんぼ合算が良くなろうが、それで得するのは長時間腰を据えて打てるだけの時間があるユーザーだけ。
仕事帰りに打つリーマン(なんて今はもう絶滅寸前だろうが)にしてみれば、ジャグ連で得られる出玉が如実に減る6号機ジャグラーって、果たしてこれまでのジャグと同じく魅力的に見えるのだろうか。
でも正直この輝きには、魅了されちゃう♥
業界が。ホールが。
どちらもが目先の利益を追い求めた矢先の、このたびの強烈な規制。
その割を食うのが平で打つエンドユーザーなんだから笑えて仕方がないよね。
ユーザーはマジで、なんとなく受け入れる前にもっと怒ったほうがいいよ?
あんたらネットやSNSでは威勢よく「あれは糞台。もう打たない」とか言って偉そうにキレ倒すけど、本当の怒りの意思表示は「打たない」なんだろうなあと、わたくしは思います。
6号機の規制地獄。これは末端ユーザーに何の落ち度もないんだもの。
提供する側の落ち度で今みたいなゴミを打たされるわけなので、ここにもっと怒ったほうがよろしい。
おわりに
とまあ、年の瀬に愚痴ってしまったけども、6号機ジャグラーが本当に面白くないという感想をエンドユーザーの1人として実感しているので、これはもうしょうがないことなのだ。
ただ、6号機でボーナスのみ搭載の機種となると、他に結構面白いものもある。
北電子ってなんかジャグであぐらかき過ぎな印象もあるし、今後はあんな光るだけの台よりも、もっと他のエセAタイプ機種も伸びてほしいなあ。
6号機ジャグラー、全然面白くない。
「6ツモれたら4000枚は出る」とか言ってるやつもいるけど、6号機のあの出玉速度で4000枚出せるのはニートだけだろ(笑)。



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